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第10話 子どもの発達 その2

前回は、こどもの発達について、年齢ごとにその特徴をお話しました。

今回からは、発達の内容を次の5つの能力に分けてみていきます。

1.運動…からだを動かし、姿勢を保つ能力
2.興味と操作…周囲に興味を示し、ものを操ろうとする能力
3.社会性…社会という人間関係の能力
4.食事・排泄・生活習慣…哺乳や食事、排泄、着衣、睡眠などの生活習慣の能力
5.理解・ことば…ことばや概念を理解し、話し、読む能力

いずれも、生きる上で基本的で必須の能力ですね。
じゃあ、自分の能力って「どうなんだろう」なんて考えたりしてしまいます。
うーん、ぱっとしない(ぶつぶつ)。。。
まあ、余談はさておき。

では、少しずついきましょう。
まずは運動の発達についてです。
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1.運動の発達

(1)生後4か月までの運動の発達:

生後4か月までの運動発達は、受け身的な段階です。
生まれて間もない赤ちゃんは、
自分では自由に姿勢を変えることはできません。

それが生後2か月くらいになると、頭を左右に向けることができるようになります。
そして、手、さらには足を、次第に活発に動かすようになります。
こうなると、枕をはずしたり、からだの位置を変えていたり、
かけてある毛布をけとばしたりします。

ひとつの原理として、頭から手、からだ、足の方向へと、
運動発達が進むという特徴があるんですね。

3か月くらいになると首がしっかりしてきて、腹ばいにすると頭を持ち上げるようになります。
立てて抱かれるのを好むようになり、快適な姿勢を保とうとする欲求があらわれてきます。

生後4か月ころになると、さらに首が安定して、横向きになるくらいまで姿勢を変えたり。
からだを積極的にコントロールする準備ができてきます。
そして、次第に自分でからだを起こして、起き上がろうという努力をするようになっていきます。

この時期では仰向けが日常の姿勢ですが、
3、4か月になるとただ寝ているだけでなく、いろいろの姿勢にしてやると喜ぶようになります。
そうなったら、時々腹ばいにしたり、立てて抱いたり、支えをしてすわらせたりしてやると
いいですよ。
赤ちゃんの世界もぐっと広がりますね。


余談で長くなってしまったので、今日はここまで。
次回は、「生後5か月から9か月の運動発達」から、お話しします。

参考文献:
増補 乳幼児精神発達診断法 0才~3才まで, 津守 真, 稲毛教子著, 大日本図書
乳幼児精神発達診断法 3才~7才まで, 津守 真, 稲毛教子著, 大日本図書

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by takeuchi-cl | 2011-11-02 20:00
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