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第11話 こどもの発達 その3

遅くなりました(謝)。
今回は「生後5か月から9か月の運動発達」のお話です。

1.運動の発達

(2)生後5か月から9か月の運動の発達:

この時期は、自分のからだを積極的にコントロールしようとする段階です。

この頃になると、赤ちゃんは自分で姿勢を変えようとします。
赤ちゃんが姿勢を変える最初の段階が「寝がえり」です。
寝がえりしそうな赤ちゃんをみていると、ついついこちらも力が入りますよね。
「それ、いけっ、もう少し!」、できたときには「やったーっ!!」

寝がえりの時期には、生後5か月から10か月くらいと、大きな個人差があります。
赤ちゃんは、寝がえりを通して「自分で姿勢を変えられる」ことを覚えます。
そうなると、どんどん自分でとりたい姿勢をとろうとします。

また、この時期には「縦の姿勢を保つ」ことが上達してきます。

生後6か月頃には、支えてやればすわった姿勢を保つようになり、
次には自分の手を前についてバランスを保ちます。
7か月には、ついにひとりですわれるようになります。

こうなると、ねているよりもすわってることを好むようになります。
すわることで視界が広がり、より広い世界を認識できるようになるんです。

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さらに、次第に足の力がついてバランスをとる力がついてくると、
8から9か月には、支えをすれば立った姿勢を保つことができるようになってきます。

ここで、「姿勢をかえる」ということは、「姿勢を保つ」ことよりもさらに進んだ力が
必要になります。「すわった姿勢」と「立った姿勢」が、それぞれある程度完成してから、
「立ち上がる」ことが可能になります。

そして、仰向けから寝がえりして姿勢を変えれば、腹ばいになります。
腹ばいでバタバタと手足を動かしているうちに、ふいに「からだが移動する」ことを経験します。
そうして「自分で移動できる」ことを覚えるのです。
これがはいはいの入り口となり、次の「移動の努力」の段階に入るわけです。

この段階の赤ちゃんは、仰向けにねているだけでは満足しません。
腹ばいになったり、すわったり、立ったり、いろんな姿勢をとることが大好きなのです。

ですから、いろいろな姿勢をとるのを助けてあげるといいですね。
そうすることで赤ちゃんの視界は変化し、いろんなものをみたりさわったりできるように
なります。

姿勢が変わると、それだけ赤ちゃんの経験も広がるのです。

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by takeuchi-cl | 2011-11-05 15:06
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