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第13話 こどもの発達 その5

色々と忙しくなってしまい、前回の更新から2週間以上あいてしまいました(汗)。
つい予定を詰め込みすぎて疲れてしまうのは、僕の悪いくせです。

さて、気を取り直して!
今回は「生後12か月から15か月の運動発達」のお話。
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1.運動の発達

(4)生後12か月から15か月の運動の発達:

この段階は、歩行のための準備期間になります。
つかまり立ちから、2〜3歩ひとりで歩くようになるまでの過程です。

直立歩行は人類に特有の行動であり、運動発達の上では、最初の重要な課題に
なります。ひとりで歩行できるということは、次の段階に進むための指標となる
わけです。

この段階では、からだを移動させようとする意欲が出てきます。
はじめは足を少しずつずらして、それから足を交互に出して、つたい歩きを
するようになります。次に、つかまらないでも立っていることができるようになり、
続いて2〜3歩ひとりで歩くようになる。

多くの研究では、歩き始める時期(「始歩期」といいます)は、生後12か月から
15か月と報告されています。これは外国の研究でも同じで、環境的な違いはあまり
影響がないと考えられます。

歩行開始の重要な要因は、成熟の度合いです。
始歩期は、早い子では10か月から、遅い子では1歳半くらいと、大きな個人差が
みられます。この個人差は、成熟度の個人差が要因となります。

ですので、歩けない子を無理に歩かせようとしても、意味がありません。
むしろ、いつでも自由に動ける環境を整えておくことが大切です。

ふつう、始歩期の早い遅いは、知能との関係はほとんど認められません。
つまり、早くに歩行したからといって、それは知能の優秀さを示す指標ではないわけ
です。

ただし精神遅滞児の場合には、歩行始期は著しく遅れる場合が多く、2歳以後になる
こともまれではありません。1歳半以後になっても歩行しないときには、慎重に調べる
必要があります。
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by takeuchi-cl | 2011-11-30 17:39
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