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第17話 こどもの発達 その9

大晦日です。2011年もあと数時間。

今年は大きな変化があり、人生の転機の1年でした。
皆さんはどんな1年だったでしょうか。

今回は、「6歳から7歳ごろの運動の発達」についてのお話です。

1.運動の発達
(8)6歳から7歳ごろの運動の発達:

この時期の運動発達のポイントとして、「道具を使った運動の発達」があげられます。

ボールやブランコ、鉄棒にのぼり棒や平均台、マットにフラフープ、自転車、エトセトラ。

運動具の使い方が上達してくると、ちがった遊び方を工夫するようになります。
たとえば、ブランコをこぎながら立ったり、びゅーんびゅーんと高ーくこいだり、
ふたりで向かいあって乗ったり、クツを飛ばしたり。

自分がこどもの時を思い出してみると、、、
フラフープを両手と体でいっぺんにたくさん回そうとしたり、
マットに友達をぐるぐる巻きにしたりしたなぁ(遊びですよ、あくまで)。
鉄棒は苦手で、逆上がりはなかなかできなかったです。
自転車も乗れるようになったのは遅くて、この頃はまだ補助輪つけてたっけ。
うーん、思い出すと恥ずかしい少年時代です。

ともあれ、この時期はいろんな運動具に挑んで克服し、
新たな使い方を工夫して活発に運動する時期です。

運動能力を伸ばすためには、運動具をこどもの工夫に応じて、
いろいろのやり方で使うのを許してやることです。
「そうじゃないでしょ」とかって、とめないことですね。
いろいろと冒険を試みることによって、さらに高度な使い方ができるようになります。

もう一つ、この時期のポイントは、「集団での運動」です。

こども同士でかけっこをしたり、相撲をとったり、影ふみや鬼ごっこ、エトセトラエトセトラ。
集団で遊ぶには、ルールを守ることが必要になります。
こうしてみんなで遊ぶというのが、体を動かす動機としても重要です。

DSばっかりじゃなく、体を動かす体験はとても大切ですよね。

運動発達の話はこれで終わりです。
次回からは「興味と操作の発達」について。

来年も皆様にとってよい1年になりますように。
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最後になりましたが、東日本大震災で被災された方々には、改めて、
謹んでお見舞い申し上げますとともに、皆様の日常生活と地域の小児医療が
一日も早く復興することを心よりお祈り申し上げます。

参考文献:
増補 乳幼児精神発達診断法 0才~3才まで, 津守 真, 稲毛教子著, 大日本図書
乳幼児精神発達診断法 3才~7才まで, 津守 真, 稲毛教子著, 大日本図書
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by takeuchi-cl | 2011-12-31 16:11
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