たけうちこどもクリニック

takeuchicl.exblog.jp ブログトップ

第19話 こどもの興味と操作の発達 その2

今回は前回の続きです。

2.興味と操作の発達
(2)生後4から5か月までの興味と操作の発達:

この時期になると、赤ちゃんに積極的な行動が現れてきます。
それは、目で見たものに自ら手をのばし、それをつかもうとする行動。

把握反射(手にふれたものを握る原始反射)がなくなり、
周りの世界への積極的な関心がでてきて、
見たものを手で「さわりたい」という欲求が出てくるのです。

はじめはものを見ると、手をやたらと動かして興奮します。
でも最初は、まだ目と手とがうまくつながってはたらかないので、
なかなかつかめません。

たまたま手がふれて、つかむことができたら大喜び。
しかし、すぐにはそううまくいきません。
またやたらに手を動かして、偶然につかまえるまでチャレンジです。

何度も手をのばし、失敗したり成功したりしてくりかえしているうちに、
だんだんと上手につかまえるようになっていきます。

こうして、外界に対する積極的な働きかけができていくわけです。
e0248111_1956258.jpg

この時期には、手のふれる範囲にものがあることが大切です。
なんにも手にふれなければ、みたものをつかむ力はうまく発達しません。
たとえば「ガラガラ」や「にぎにぎ」などのラトル(乳児用のおもちゃ)、
「おきあがりこぼし」など。
握りやすかったり、音が出たりといった、
ふれることを楽しめるようなおもちゃが周りにあるといいですね。

赤ちゃんは、失敗を恐れずくり返しトライして、自分の力を伸ばしていきます。
こどもが成長しようとする力は、本当にたくましい。
大人も負けていられません。
失敗したって、うまくいくまでチャレンジ!です。

参考文献:
増補 乳幼児精神発達診断法 0才~3才まで, 津守 真, 稲毛教子著, 大日本図書
乳幼児精神発達診断法 3才~7才まで, 津守 真, 磯部景子著, 大日本図書
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
たけうちこどもクリニック

パソコン用:http://www.takeuchi-cl.org/
携帯用:http://www.takeuchi-cl.org/mobile
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
[PR]
by takeuchi-cl | 2012-01-18 20:03
line

   タケウチマサトモ


by takeuchi-cl
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite