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第21話 こどもの興味と操作の発達 その4

ある方から手編みのお人形をいただきました。
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かわいい〜!
帽子をとると、中にはトイレットペーパーが。
(わかります?)
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「待合室でお待ちしております。会いにきてね」

本当にありがたいことです。ありがとうございました。大切にしますね。

さて、今回は「生後11から1歳6か月のころの興味と操作の発達」についてです。

2.興味と操作の発達
(4)生後11から1歳6か月ごろの興味と操作の発達:

この段階になると、こどもはいろいろなモノに手をのばし、動かしてみて、
次第にそのモノにあった扱いかたをするようになります。

たとえば。
ドアをあけたりしめたり、
おもちゃの車を走らせたり、
積木をつんだり崩したり、
クレヨンでなぐりがきしたり、
紙をビリビリ破いたり、
ティッシュを全部引っ張りだしたり。

また、水や砂、粘土などの形が変化するモノを好むようになります。
水や砂をビンなどに入れたり、バシャーッとこぼしたり。
(これを部屋でやられるとえらいことですが、、、)

そうして何回でもくりかえし、そのうち扱い方に習熟します。
こうしてモノの性質というものを知り、変化を知っていきます。
この経験が、のちに意図的になにかをつくろうと(製作)する力のもとに
なるわけです。

この時期はなんでもさわり、動かし、思いもよらないことをするので、
親にとってはとてもやっかいですよね。
ぶちまけたり、汚されたり、破られたりは日常茶飯事です。
つい怒っちゃいますよね。うちの壁にもらくがきが。。。
トマトジュースを床にぶちまけたり。。。

でも、わざとじゃないんです。
困らせようとしているのではなく、興味があってやってみたいから。

お風呂で水遊びしたり、砂場でどろんこ遊びしたり、
らくがきちょうを用意したりして、
こどもが思う存分できるようにしてあげられるといいですね。

「そうじゃないでしょ」ってときも、こどもが自分でやろうとしているときは、
手を貸さずにやらせてあげましょう。

自分でいろいろ試し、くり返すうちに力がついてきます。
そしてうまくいったときには、成功する喜びを味わいます。
そんなときは大げさなくらいに一緒に喜んであげるといいですね。
この成功感が、こどもが自分の力で成し遂げる自立の基礎になります。

こどもが自分で満足のいくまでやらせておくことは、とても大切なことです。
発達の芽を摘まないように、温かい目で見守りましょう。

参考文献:
増補 乳幼児精神発達診断法 0才~3才まで, 津守 真, 稲毛教子著, 大日本図書
乳幼児精神発達診断法 3才~7才まで, 津守 真, 磯部景子著, 大日本図書

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by takeuchi-cl | 2012-02-04 19:02
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