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第22話 こどもの興味と操作の発達 その5

つい先日、「あいち心の診療医」に登録していただきました。
といっても中身はこれからで、現在も「こどもの心」の勉強中。

「からだも心も診る小児科医」になるのが目標です。
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さて今回は、「1歳6か月から3歳のころの興味と操作の発達」についてのお話です。

2.興味と操作の発達
(5)1歳6か月から3歳ごろの興味と操作の発達:

この段階では、こどもはモノの性質の理解をもとに、
次第にそれらを組み合わせたりして、形をつくろうとするようになります。

積木を並べたり、積みあげたり、
ブロックで形らしいものをつくったり。

クレヨンなどでは単になぐりがきするだけでなく、
線を描いたり、交錯させたり。意味をもってきます。

3歳近くになると円を描けるようになり、
顔らしきものを描けるように。
「これが目で...」とか、おしえてくれたりね。

遊び方は次第に複雑になり、「ごっこ遊び」をするようになります。
砂団子をつくっておままごとをしたり、
段ボール箱に入って電車ごっこや、
お口をあーんして、お医者さんごっことか。

ハサミで切ったり、ノリで貼ったりも3才ごろ。
こうなると、より複雑なものがつくれるようになります。

この段階でも、こどもが自分でなにかやろうとしているとき、
おとなはそれを妨げないことが重要です。
ついつい、教えたくなるんですよね。
「こうだよ、かしてごらん」って。

でも、こどもは遊んでいるときも自分の能力を試し、力を伸ばしているのです。
思う存分できたとき、こどもは達成感をもつことができます。
こうして、なしとげる力が養われるわけです。

こどもが熱心になにかを作ったりして遊んでいるときには、
大人はやたらと声をかけたり、手を出したりしない方がいいのです。
そんなときは、遠くからあたたかく見守ってあげましょう。

もしこどもが遊んでる最中に、「やって」とせがんだり、
なにかたずねてきたりしたときには、手伝ったり、力をかしてあげてください。

こどもの伸びる力を支えるような、そんな関わりができたらいいですね。

参考文献:
増補 乳幼児精神発達診断法 0才~3才まで, 津守 真, 稲毛教子著, 大日本図書
乳幼児精神発達診断法 3才~7才まで, 津守 真, 磯部景子著, 大日本図書

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by takeuchi-cl | 2012-02-22 20:01
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