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第57回 ウィーンに行きたくなる 映画「第三の男」

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(今週の写真:untitled )

映画「第三の男」(1949)をみました。
映画好きの方ならご存知の歴史的な名作です。
が、見たのは初めて。

きっかけは たまたま聴いていた ラジオ番組「日曜シネマテーク」。
2014年6月29日放送番組のゲストは 字幕翻訳家の戸田奈津子さんでした。
番組で 戸田さんが映画好きになったきっかけとして この映画を紹介していました。

舞台は第二次世界大戦直後のウィーン。
かつて音楽の都として栄えた都が 戦争によって崩壊し、
米英仏ソの4か国による共同占領下におかれた当時の様子が描写されています。

ツィターで奏でられるテーマ曲、
石畳の美しい街並みに 所々崩れた建物、
モノクロの美しい光と影の描写、
斜めのカメラアングル、
とにかく印象に残る 美しい映画でした。

映画では オーソン・ウェルズ扮するハリー・ライムが
病院から横流しした抗生剤 ペニシリンを水増しして、闇で売って儲けていたことが描かれています。
そのため、多くのこどもたちが髄膜炎で命を落としている。

ペニシリンは 第二次世界大戦で広く用いられ、当時多くの負傷者や戦病者の命を救った 歴史的な薬です。
戦後占領下のウィーンでは貴重なものだったのでしょう。

大観覧車で その闇取引を責められたハリーが語る 鳩時計 のセリフはあまりに有名です。
無言のラストシーンも美しく切なくて 何度も見たくなる映画ですね。
ウィーンに行ってみたくなりました。

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by takeuchi-cl | 2014-08-04 09:00
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