たけうちこどもクリニック

takeuchicl.exblog.jp ブログトップ

第122回 半藤一利 『昭和史』

e0248111_04485163.jpg
(今週の写真:untitled )


それにしても、半藤一利の『昭和史』である。

この本を読むまでは、昭和戦前の歴史をぼくは
十分に理解していたとはいえなかった。
いや、大きな事件の断片をこそ知ってはいたが、
その背景やつながりを、十分に理解していなかったというべきか。

軍部の野望と暴走、謀略と侵略、
世界中から孤立を選び、マスコミが囃し立て、熱狂した国民。
大恐慌のなかで自己肥大から生まれた誇大妄想は、戦争への道を突き進んだ。
得られたものは、世界中の恨みと310万もの国民の尊い犠牲だ。
まことに悲惨というほかない。

『昭和史』は、この時代の数々の事件とそこに起きたドラマを、
時に圧倒的に、時に淡々として、語りかけてくる。
日本人としては、読むほどに情けなく、憤然として、やるせない。
だが、この過ちから目をそらすことはできない。
二度とこのような悲惨な時代を繰り返してはいけないと思うのだ。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
たけうちこどもクリニック

パソコン用:http://www.takeuchi-cl.org/
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

[PR]
by takeuchi-cl | 2015-11-02 09:00
line

   タケウチマサトモ


by takeuchi-cl
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite